MGL -マウンテンギアラボラトリー

Mountain Gear Laboratoryはギアマニアによるストーブやウェア類などオススメの登山用品のレビューとテン泊縦走や雪山等の山行記録

3/15発売 山と渓谷 2016年4月号

      2016/04/12


3/15発売の山と渓谷2016年3月号を読んで印象に残った部分の簡単な書評を載せますので購入の参考にしてください。

第5回
梅棹忠夫・山と探検文学賞に服部文祥さんの『ツンドラ・サバイバル』

Kindle紹介の記事でもオススメしている服部文祥の『ツンドラ・サバイバル』が「梅棹忠夫・山と探検文学賞」を受賞。その名の通り山や探検関係でノンフィクションの作品に送られるらしい。選考に山と渓谷社も絡んでいるからページ割かれたんだろうな。服部文祥はサバイバル登山の変わった登山家かと思いきや、実は1996年に日本山岳会青年部K2登山隊として竹内洋岳とK2に登頂していて、その際のルート工作ではザイルパートナーだったよう。実はすごい登山家。情熱大陸での滑落は一時かなり話題になりました。
載っている服部文祥の写真が「なんでここで撮った?」って感じ。やはり服部文祥は面白い。

山でKindleを読むならこれ

プロトレック史上最も高性能で美しいマナスル誕生

カシオ「PRX-8000T」。アナログの文字盤で金属パーツのバンド、金額は税込17万2800円…。
相当なセレブ登山家でない限りこれは山で使えないなw

解決します!
独学登山者の山の悩み

「なぜかうまくいかない病」の原因を特定し改善するスゴ腕ドクターにそうそうたるメンバー!ICIの天野さんやカラファテのジャックさん、お馴染み「ヤマテン」の猪熊さんなどなど。

スバリ聞いた!独学登山者の悩み

オンライン上で907名にアンケートを取ったようで、山岳会などに所属する登山者より独学登山者の方が悩みを抱えがちだと判明とあるけど、そりゃあ聞く人がいないから独学登山者になったのだから悩みは多いだろうに。山岳会所属だろうと独学だろうと登山の知識や技術面で悩みがない人なんていない気がする。もし「なんも悩み無いよ」なんて人がいたら過信で痛い目見るね。
みなさんいろいろな悩みがある様子。

計画編

木本さんいわく「ロープを使った岩登りの講習を受けると、自分がどれくらいのグレードの岩場なら登れるかを知る事が出来ます。」。登山しててボルダリングやクライミングはまったく興味がないって人がたまにいるけど、やってるとやってないでは登山技術の差が段違いな気がします。バリエーションルートなんか行かなくとも、例えば涸沢岳→北穂の道や剱岳とか、通常ルートでも雲泥の差。登山メインでいくのであればクライミングもボルダリングも最低限できれば十分です。

装備編

ICIの天野さんの話で「大学山岳部時代、登山中の休憩ごとに他のメンバーとザックを交換し、中身を出してパッキングを繰り返すトレーニング山行をしていた。」とありますが、これなかなか楽しそうです。時間がいくらあっても足りないし距離進めなさそうだけど、パッキング能力向上しそうです。自分の荷物はいつも通りであんまり変わらないですもんね。大事なのは『何がどこにあると便利化をイメージする事』『いいパッキングは美しい
「Q・ザックに装備を外付けするのってアリなんでしょうか?⇒A・げんそくNG!なるべく中にしまいましょう。ザックの外側に、カラビナでマグカップやペットボトルをぶら下げたり、ロールマットをくくり付けたる登山者がよくいるが、可能な限りやめましょう」ってあるけどとてもよく分かります!登れる人ほどザックはシンプルで、慣れてない人ほどザックにゴテゴテ物を付けています。でも、テン泊してない時はサーマレストのZライト外付けに憧れます。

行動編

「Q・トレイルランナーってなぜ速いの?⇒A・登りは心肺機能が、下りはテクニックが身につく。下りはフォームや足さばきなどのテクニックがモノを言います。登山にしてもトレイルランにしても、大きな差がつくのは”下り”なんです。」「Q・休憩は1時間に1回ですよね?⇒A・時間にとらわれず、必要なときに」

登山の世界が広がる!
マルチピッチクライミングの始め方

マルチピッチとはそういう物か、道具について、どんなルートがあるか等が書かれています。「マルチピッチとは、リードとビレイを繰り返し岩壁を登ること」意外に細かくマルチピッチのシステムについて書かれていて、マルチピッチ初心者やロープワークを勉強したい方にはとても良い内容!僕は、フォローのビレイで支点ビレイと折り返しビレイで悩んでいて、違いが書かれていてためになりました。行ってみたいルートがたくさん!

登山地図の新常識
「ヤマケイ登山地図」

なんと山と渓谷社から新しく2万5000分の1の登山地図が出るそうです!セールスポイントは「読図のできる登山地図」。定番の「山と高原地図」は5万分の1だけど、ヤマケイ登山地図は国土地理院と同じ2万5000分の1で精密な等高線と地図記号を再現し、地形情報の表現に重点が置かれているそう。まずは『槍・穂高連峰』『剱・立山連峰』の2つみたい。見た感じは山と高原地図とあまり変わらないけれど縮図が違うという事は精密さがまったく違うのでしょう。読図が得意な方はこっちがよいのかな。3月中旬発売予定です。

山岳装備大全

第1回目!「GTR」みたいな記事だけど、より詳しくマニアックな内容です。今回はガスストーブ。まずは、ストーブの歴史から始まり、ガスの作られ方・性質、「PL法」や「ガス検}についてなどなどかなり勉強になります。紹介されているのは「PRIMUS」「EPI」「SNOW PEAK」「SOTO」「COLEMAN」「JETBOIL]の一体型と分離型のストーブ。すごく詳しい内容だけれども、GTRみたいに『これが買い!』のような書き方でなく、単純に説明のみなので、知識がない人だとさらに何を買えばよいのか分からなくなりそう…。ここには書かれていないけど、JETBOILの素晴らしい点はオプションを使ってテント内で宙に浮かせて状態でお湯を沸かせられるところだと思います。

雪山に強いガスストーブOPTIMUS VEGA

GTR

ギアのテーマを決めて、いくつもあるなかから買いの1点をBEST BUYとして選んでいたのが今までのGTR。ですが、こちらも第1回目として内容をリニューアルし、テーマを決めるのは同じですが、良いと思う物を3点チョイスし紹介する記事になりました。今回は『ライトアルパインブーツ』で「アゾロ・エルブルースGV」「スカルパ・レベルGTX」「ザンバラン・ジョラスGTメンズ」の3点。ザンバラン・ジョラスはディフェンディングチャンピオンとして紹介されています。僕も愛用しているシューズで、オレンジが気に入っているんですが、紹介されているのは黒い!次のモデルから黒くなるのかな?なら、前モデルが安く出回りそうで予備の靴として買いかも…。アゾロのブーツがキレイなブルーで気になります。でも、靴は履いてみないと合うか合わないか分からないので目当ての物が買えずなかなか難しいですよね。

山食ラボ

こちらも第1回。山と渓谷、一気に本の内容を変更してきた。この記事は「山で食べるごはん=山食を調査・実験して、本当においしい山食を解明する研究所」だそうです。今回は『肉系缶詰』。缶詰って楽で美味しいんだけどゴミが面倒くさいんだよね。6種類紹介されていて、たまに持って行く「ホテイフーズ・やきとり たれ味」が載ってました♪「いなば食品・とりそぼろとバジル」がすごく美味しそうです。

その他面白かった記事

上高地・徳沢ロッヂが4月リニューアルオープン

改装工事を行っていてお風呂に入れずがっかりしていたのは僕だけではないと思います。やっと4月26日から新装オープンだそうです。ここには書かれていないけれど変わらずお風呂はあるのでしょうか?

簡単な書評ですので内容が気になった方はぜひ購入してお読みください♪

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