MGL -マウンテンギアラボラトリー

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アルコールストーブを使ってみた

      2016/04/12

ULギアのストーブといえばアルコール固形燃料。さすがに固形燃料はストイックすぎるでしょ!という事でアルコールストーブを買ってみました。
ちょうどPEAKSやランドネのエイ出版が主催の「クライムオン!!2015」というクライミングイベントでFULLMASKS(フルマークス)ブースのセールでたしか半額くらいで売っていた♪

使っているのはこれ

EVERNEW(エバニュー) Tiアルコールストーブ【EBY254】

EVERNEW(エバニュー) Tiチタンアルコールストーブ【EBY254】EVERNEW(エバニュー) Tiチタンアルコールストーブ【EBY254】TiアルコールストーブのTiとはチタンの事で34gとかなり軽量!日本のメーカーのEVERNEWだけあってMADE IN JAPANの刻印がかっこいい。
軽量コンパクトですがチタンをプレス加工していてかなり強度がありそうです。副室加圧式で副室にはガラス繊維が入っていて、このガラス繊維でアルコールを吸い上げて気化させます。内側には30mlと60ml、一番上のラインは70mlで簡単に量が分かりかなり便利です。

火をつけるとこんな感じ
燃えるEVERNEW(エバニュー) Tiチタンアルコールストーブ【EBY254】

EVERNEW(エバニュー) アルコールストーブ用スタンドDX【EBY257】

EVERNEWエバニューチタンアルコールストーブ用スタンドDX【EBY257】チタンアルコールストーブには風防や五徳にもなるアルコールストーブ用スタンドDXがあります。
下のスタンドはストーブの固定と底面に接する物への熱の遮断、小枝での焚き火台や固形燃料の台にも使え、上のスタンドは風防兼五徳になります。テント内やシートの上などで使用する場合単独では溶けてしまうので重宝します。
画像では見えないけど上のスタンドには取り外し出来る網状のパワープレートが入っていて、輻射熱でストーブ本体を暖め燃料の気化を促進させ火力を上げる仕組みです。

EVERNEW(エバニュー) ALストーブ用チタン十字ゴトク【EBY253】

EVERNEWエバニューチタンアルコールALストーブ用チタン十字ゴトク【EBY253】ALストーブ用チタン十字ゴトクの構造は簡単。肉抜きし軽量な五徳で、上下2段の炎の噴出口のおかげで五徳無しでも使えるのですが五徳を使うことでより火力がアップし沸騰時間が短くなります。

この2点を臨機応変に使い分けてます。

燃料は?

使用燃料は「燃料用アルコール」を使います。実はこれ薬局でも買えるので簡単に手に入れやすい。価格はAmazonで500ml×3本入りで約840円くらいです。(記事投稿時)1本だと280円くらいとなかなか安いです。

でも同じアルコールだからといって消毒用アルコールは使えませんのでご注意を!
燃料用アルコールはメタノールを主成分としていて、消毒用アルコールはエタノールを主成分としているので似ていますが違う物なんです。

ちなみにアルコールを持ち歩く容器は三鷹にあるHiker's depotで購入したULメーカーFREELIGHTNEW PP Bottle with Scale capを使用しています。
NEW PP Bottle with Scale cap Measureボトルスケールキャップ100ml

本体がポリプロピレン、蓋が高密度ポリエチレンと共に高い耐薬性をもつ素材でつくられた100mlのミニボトル。アルコールストーブユーザーにとってはデイハイクウィークエンドの1泊2日ハイキングなどに最適なサイズではないでしょうか。本体&蓋共に目盛りがふってあるため、自分が使用するアルコール量を把握しやすい点もポイントです。

Hiker's depotより引用

本体には10ml刻みで100mlまで目盛りが、キャップには1ml刻みで15mlまでの目盛りが付いています。液漏れしないですし、先が細くてとても使いやすいですよ。

大きさや重さは?

 重さ(g)直径×高さ(cm)
チタンアルコールストーブ347.1×4.2
パワープレート57.7
上部スタンド258.2×6
下部スタンド258×5
五徳169.6×2.8

軽量コンパクトでウルトラライトハイクには最適です。スタンドや五徳などオプションもたくさんあるので状況に合わせて使い分けられます。
一番楽なのはやはりストーブ単体利用なのですが本体がかなり熱くなるためテント内などですと生地が溶けます。僕は耐熱+180℃の薄いシリコンシートか調理台としても使っている木の板に載せて使ってます。ちなみに、テント内でアルコールストーブを焚くと酸欠の危険があるのと、目がめっちゃ痛くなるので充分換気出来るようにしてお使い下さい♪

燃焼実験

室内でですが燃焼実験してみました。いつもお湯を大量に作るのはコーヒーを淹れる時で3人分500ml沸かしてます。
http://mt-gear-lab.com/coffee-gear/

なので500mlで実験。充分アルコールを入れたストーブに火をつけ本燃焼してからデジタルスケールの上に置いて重量を量り、水道水と同じ温度にしたsnowpeakチタンシングルマグ600に水道水500ml入れ沸騰した時点での重量とタイムを計測し何gのアルコールを使用したかと沸騰までの時間を計測します。
回により気温や水温の変化があると思いますが多少の誤差は大目に見て下さい♪

まずは単独使用

EVERNEWエバニューチタンアルコールストーブ燃焼実験炎がマグから多少はみ出てはいますがストーブと触れている場所から熱を受けたりとなかなか無駄は少なさそうです。

次は五徳をつけた場合

EVERNEWエバニューチタンアルコールストーブ燃焼実験先ほどの単独使用より高い位置にマグがある為はみ出しはかなり少なくなっています。

スタンド使用でパワープレートあり

EVERNEWエバニューチタンアルコールストーブ燃焼実験スタンドとパワープレートの効果でアルコールストーブとは思えない程の火力です。しかし強すぎる為にかなり側面に炎が逃げてしまってます。

最後はスタンド使用でパワープレートを外してみます

EVERNEWエバニューチタンアルコールストーブ燃焼実験パワープレート無しより炎のはみ出しは少なくなりました。

結果は

 アルコール使用料(g)沸騰時間(秒)
本体のみ1610:55
五徳使用237:44
スタンド(パワープレートあり)354:55
スタンド(パワープレートなし)265:52

アルコール使用量は本体のみ<五徳<パワープレート無し<パワープレート有りと増えていき、沸騰までの時間はパワープレート有り<パワープレート無し<五徳<本体のみときれいに逆になりました。
燃焼時間が長いと温めているお湯が冷めていき無駄にアルコールを使ってしまうはずですが室内で気温が高い為に温度変化が少なかった事、五徳やスタンドを使う事により高火力化はするが熱のロスが多い為にこのような結果になったようです。
1度雪山の3000m付近でアルコールストーブを使用しましたが沸騰までの時間もアルコール使用量も信じられないくらい増えました…
外気温や室内か室外か、風の有無等で使用形態を変えるのが良さそうですね。
※アルコール使用量はスケールを使用しグラムで計測しましたがアルコールは1g≠1mlで若干水より軽い為グラフの数値よりわずかですが増えます。

今回紹介した商品

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