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驚異の居住性!DUNLOPの大型テント『V-6』を使ってみた

      2017/06/09

ずっと欲しいと思っていたダンロップの6人用山岳大型テントの『V-6』をついに購入しました。
先日、クライミングしに小川山へ行った時に廻り目平キャンプ場で設営してみたのでレビューします。

DUNLOPとは

まずは簡単にDUNLOPについての紹介。

1971年、縫製職人の友光幸二さんが個人ブランド(トモミツ縫工)で作っていた吊り下げ式テントをDUNLOPが製品化。その後、アジア圏のDUNLOP製品を販売していた住友ゴム工業のアウトドア部門が切り離され、その際に株式会社HCSがダンロップテントの商標を取得しました。現在は同じ形状(だと思う…)で軽量なPUROMONTEの「VLシリーズ」、頑丈なDUNLOPの「VSシリーズ」や大人数用の「Vシリーズ」「VKシリーズ」が販売されています。

もっと詳しく知りたい方はこちらへ→the 45th ANNIVERSARY OF BIRTH
_________________ダンロップ - Wikipedia

V-6テントはどんなテント?

 DUNLOP
(ダンロップ)
V-6
DUNLOP
(ダンロップ)
V-8
DUNLOPダンロップ V-6 サイズ
※画像をクリックすると大きくなります。
DUNLOPダンロップ V-8 サイズ
設営サイズ間口210×奥行250×高さ105cm
(前室張出65cm)
間口220×奥行360×高さ140cm
(前室張出100cm)
収納サイズ本体:43×30×14cm
ポール:51×ø8cm
本体:47×38×17cm
ポール:55×12øcm
重量約4100g
(総重量約4350g)
約6550g
(総重量約6850g)
素材フライシート/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/30Dポリエステルリップ(通気撥水加工)
グランドシート/75Dポリエステルタフタ(ポリウレタン防水加工)
ポール/ø11mmDACアルマイト加工
フライシート/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/30Dポリエステルリップ(通気撥水加工)
グランドシート/75Dポリエステルタフタ(ポリウレタン防水加工)
ポール/ø11mmDACアルマイト加工
インナーノーメッシュノーメッシュ
前室数22
オプションスノーフライ
グランドシート
サイドポール
スノーフライ
グランドシート
サイドポール
カラーオレンジオレンジ
設営方式吊り下げ式吊り下げ式
価格(税込)¥96,120¥145,800

ダンロップテントのV-Seriesはタフコンディション・アルパインテントといって、ヒマラヤ登頂のために時代の粋を集めて完成した初代Vテントが脈々と受け継がれているモデルです。
この頑丈さと居住性の高さは他のテントにそうありません。

Vシリーズのコンセプト

●品名の通りタフな厳冬期の登山も想定した本格的なオールシーズン用のグループユースのテント。
●他の軽量重視のテントとの最大の違いは「風」に対する強さです。
●強風対策で天井部を低く抑えているにもかかわらず、天井を点ではなく面にすることで居住空間を損ないません。
●別売の冬用外張、サイドポールを使用することで、厳冬期でも快適な居住空間が得られます。

商品詳細

1…ポリエステル素材へのこだわり

DUNLOPダンロップ ポリエステル出典:株式会社 エイチシーエス

一般的なテントは記事にナイロンを使用していますが、ダンロップのテントはポリエステル素材を使用しています。上の図の通りポリエステルはナイロンより水分の吸収性が低くいので、ポリエステルを使用することにより水分を含んで重くなりにく、さらに水分が少ないので乾きが早くなります。1度でもテントを使った事のある方ならお分かりかと思いますが、濡れたテントはとても重くなります。特に6人用の大型テントともなるとかなりの重量アップに…。少しでも軽い方が良いですね。
さらにポリエステルは同じデニールのナイロンに比べ紫外線劣化に強いようです。
ちなみに、プロモンテは軽量化のために一部ナイロン生地を使用しています。

2…生地の裁断方法で強度を出す特殊製法採用

テント本体の生地を斜めに、フライシートの生地を水平に裁断する事により、設営時テントに剛性が生まれ風による横揺れを防ぎます

3…出入口構造

DUNLOPダンロップ V-6テント ファスナーもともと直線構造のファスナーを曲線で使用するとどうしても無理がきて破損の原因となってしまいます。ダンロップやプロモンテではファスナーの負担にならないよう直線ファスナーを使用しています。また、ファスナーがL字型で閉めると角の部分に必ずスライダーがくるので、アクシデントで緊急の脱出が必要な時でも容易にスライダーを見つけ入り口を開ける事が出来ます。

4…吊り下げ式テント

DUNLOPダンロップ V-6テント 吊り下げ式スリーブ式のようにポールを通してテントを立ち上げる必要が無いため、強風時でもテント本体をペグで固定してから設営することが出来ます。また、ポールをセットする時にほとんど力が要らずに楽に早くセット出来ます

5…日本製のこだわり

DUNLOPダンロップ V-6テント ロゴVシリーズテントは安心のmade in JAPAN。裁断、縫製が非常に難しい仕様になっていて海外での生産が難しいからです。細かい技術に対応できる生産工場は海外ではなかなか見つからないため日本の工場で一括管理、生産されています。

その他

前室

DUNLOPダンロップ V-6テント ポールVー6テントの前室は2ヵ所あり、大人数の使用時でも出入りしやすくなっています。そして、中央に1本ポールを通しテント本体から飛び出させる事により前室の広さを確保しています。

室内

DUNLOPダンロップ V-6テント 室内この日は5人で使用したのですが、狭さを感じないちょうど良い広さでした。6人だとマットの敷く位置や荷物を置く場所を考えなければいけないかもしれません。6人用テントですがゆったり使用するなら5人が良さそうです。コンセプトでも書きましたが、天井部を広く面にする事で圧迫感のない高い居住性を実現しています。

まとめ

あまり使用する機会のない大型テントですが、4人以上の山行の際に『大きいテントがあったらテント内でみんなで宴会出来るのにな~』と思った事はないですか!?テントの外でも食べたり飲んだり出来ますが、やはり暗くなってしまうとどうしてもテントに入らなければいけなくなってしまいます。そんな時に大活躍のダンロップV-6テント!設置も楽だし、居住性も高いしで最高です。みなで寝食を共にしワイワイ楽しみたい方にオススメです。
さらに、大人数での山行で1~2人用テントを数張り張るよりも大型テント1張りの方が設置面積が少なくなるのでテン場にも優しい!
難点はやはり高いですね…。個人でこれを購入するのはなかなか大変です。涸沢や槍ヶ岳山荘のようにテン場が細かく区切られている場所では大きすぎて張れないかもしれません。1番本領発揮するのは雪上でしょう。なんせ区切りもないので広ささえあればどんなに大きいテントでも張れちゃいます。

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