MGL -マウンテンギアラボラトリー

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山で白米を炊いてみた

      2017/06/27

僕は家であまり自炊をしていなくて、山でも基本はアルファ米か、良くて鍋を作る(作ってもらう!?)程度です。
やればできるんですよ?やらないだけでw
といつも言っていたら山仲間達から「料理作らないし手伝ってくれない人」というレッテルを貼られそうになったので、実は前から気になっていたメスティンで白米を炊く練習をしてみました。

用意するもの

メスティン

皆一度は見かけた事があるであろうtrangia(トランギア)メスティンです。1人〜2人分と考えていたのでTR-210にしました。

重量150g
素材アルミ無垢
容量750ml
収納サイズ17×9.5×6.2cm
炊はんの目安約1.8合まで

trangiaトランギア メスティンTR-210

ストーブ

やりやすいのは火力調整が出来るガスかガソリンですが、アルコールストーブでも炊く事が出来ます。環境によっては弱火に出来ないアルコールストーブの方が高火力で早く炊けたりします。今回は分離型のガスストーブとアルコールストーブの2つで実験してみました。

ナルゲン

お米の分量から使用する水の量を割り出す為とお米を水に浸しておく為に使用します。1合炊こうと思っているのでおなじみナルゲン広口0.5L TRITANを使用しました。ナルゲンでなくても透明で中が見えればどの容器でも大丈夫ですが口は大きい方が良いです。

重量約90g
原料樹脂本体/飽和ポリエステル樹脂、キャップ/ポリプロピレン
耐熱温度本体/100℃、キャップ/120℃
耐冷温度本体/-20℃、キャップ/0℃

nalgeneナルゲン広口0.5LTRITANトライタン
a

 炊いてみよう

  1. 僕はもりもりと1食1合は食べてしまうのでいつも1合炊きます。。炊き方はいろいろとブログを参考にさせてもらいました。
    まずはナルゲン0.5Lを用意し中にお米を入れて、2倍の高さの位置を覚えます。1合だと150mlだったので300mlですね。もしお米の量が中途半端だったり、用意した容器が目盛り無しならテープで目印を付けてください。
    nalgeneナルゲン広口0.5LTRITANトライタン白米a
  2. メスティンにお米を入れ2倍の量の水も加え、芯まで水を浸透させる為に30分〜1時間程浸しておきます。慣れれば水の量を量らなくても下の画像のように「フチと窪みの長さと同じ所まで水を入れる」のように目分量でも大丈夫です。水の量が分かっていればナルゲンに先に水を入れてからお米を投入しザックの中で浸しながら登るのもありです。ナルゲンは密閉性が高いので水分を入れてても蓋をキチンと閉めれば漏れることはありません。(たぶん)
    trangiaトランギア メスティンTR-210白米a
  3. 充分に浸したら蓋をした状態で中火にかけ沸騰させます。使用したガスストーブはOPTIMUSVEGA
    ストーブ 白米 登山 弱火a
  4. 沸騰したら軽くかき混ぜダマを無くし蓋をして10分間弱火にかけます。
    ストーブ 白米 登山 混ぜる
    吹きこぼれても気にしない!気になる方は蓋の上に重しをすると良いです。ストーブ 白米 登山 吹きこぼれa
  5. 10分後蓋を開け、まだ少し水っぽいお米を軽くかき混ぜて再度2分間弱火にかけます。ストーブ 白米 登山 水っぽいストーブ 白米 登山 かき混ぜるa
  6. 火から下ろし5〜10分蒸らして完成!ストーブ 白米 登山 炊き上がり

アルコールストーブでも炊いてみた

上記のガスストーブと同条件でアルコールストーブでもご飯を炊いてみました。使用したストーブはEVERNEWチタンアルコールストーブでアルコールは70ml入れました。

アルコールストーブだと火力調整が出来ないので中火は五徳使用、弱火の時は五徳を外して単独使用にしてみましたが、まず五徳使用だと火力が強い!途中で五徳を外すのがかなり危険だったのもあり中火も単独使用でいいかもしれません。次に、単独使用でも火力が強い!ガスストーブでの弱火時より吹きこぼれなど動きが活発だったので焦げる心配があり10分火にかけるところを9分にしてみました。後は同じくかき混ぜて2分火にかけ蒸らして出来上がり。ガスストーブと遜色ない美味しいお米が炊けました♪残ったアルコールは目測ですが5ml程度なので余裕を持って70mlが良さそうです。

雪山で実験

ちょうど雪山の季節なので雪上炊飯実験をしてみました。環境は標高1600mで気温−5°C。

アルコールストーブ

まずはアルコールストーブを試してみました。ストーブはおなじみEVERNEWのチタンアルコールストーブで、雪上なのと屋外の為スタンド使用です。雪が溶けて傾いたりストーブ本体に雪が触れて温度が下がらないようにシリコンのシートをひいています。本当は台兼調理場になる木の板を持ってこようと思っていたのですが忘れました…EVERNEWエバニューチタンアルコールストーブ 白米 雪山登山 雪上着火は問題無く完了。スタンドで本体と距離があるため着火を確認したらすぐにメスティンをのせました。待てども待てども沸騰する気配が無し…気になってストーブ内を見てみるとアルコールが無くなってます。最大容量の70ml入れたので室内使用ならば炊けるところまで持つはずがすっからかんです。
考えられる原因としては

  • 低温下の為アルコールストーブの火力では温めても温めても冷えていってしまう。
  • 低温下でストーブ本体が温まらないためサイドバーナーが着火しなかった。

ですかね?アルコールの減りが異常に早かったのですがこれは謎です…検索してもそれらしい物は見当たりませんでした。

結論、アルコールストーブは低温下での使用は厳しい!
しかし、いろいろ検索すると「ストーブ本体を胸ポケット等で暖めてから使用」や「冬こそアルコールストーブ」といった書き込みもありましたので、雪上でも使用環境次第では威力を発揮するのかもしれません。

ガスストーブ

アルコールストーブでお米を炊く事が出来なかったのでガスストーブに変更しました。ガスストーブもおなじみOPTIMUS VEGA。液出しの威力を試したかったので持ってきていました。


OPTIMUSオプティマスVEGAベガガスストーブ 白米 雪山登山 雪上

風防はTOAKS(トークス)というカリフォルニアのチタンアイテムを多数リリースしているメーカーのTitanium Windscreen。これはチタン製で僅か15gと超軽量でコンパクト。
TOAKSトークスTitaniumチタニウムWindscreenウインドスクリーン

ガスストーブでは雪上でも上記のやり方通りで美味しいお米が炊けました!お米を漬けておくのは、昼ごはんを用意しだしてから漬けても遅いので登ってる途中の残り1時間くらいかな?という地点でナルゲンに水と米を入れ漬けておきました。ナルゲンにお米を入れる

雪上で炊き立ての美味しい白米と鮭とキノコの鍋を堪能しました♪

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