MGL -マウンテンギアラボラトリー

Mountain Gear Laboratoryはギアマニアによるストーブやウェア類などオススメの登山用品のレビューとテン泊縦走や雪山等の山行記録

山で飲むコーヒーは最高です≪道具編≫

      2018/02/26

僕はテン泊にバリエーションルートに雪山に沢登りと様々な方法で山に登っておりまして、このどれもたくさんのギアを背負っていかなければいけない為、必然的にザックの重量が重くなってきます。
本来なら無駄な物は持って行かず出来るだけ軽量化させるべきなのでしょう!はい、僕も出来るだけ無駄な物は持って行かないようにしているのですが、どうしても必ず持って行きたい物があります。

それは豆から挽いて淹れるコーヒーセット

このセットだけで800gはあるのでなかなかの重さ…

持って行っている物

やはり道具選びは重要です。何種類も使ってこれに行き着いた訳ではないのですが、この道具たちはかなり良い物だと思います♪

コーヒー豆

元々バリスタというコーヒーに関わる仕事をしていたのでコーヒー豆にはこだわっていて、スペシャルティコーヒーという美味しいコーヒー豆をいつも使っています。
スペシャルティコーヒーは日本のどこにでも取り扱っているコーヒー屋さんがありますが、いろいろと縁があり丸山珈琲というコーヒー屋さんの豆を良く使わせてもらってます。使う豆はなんでも構わないのですが、せっかく豆から淹れるので少し高くても美味しいコーヒーを使ってみましょう。あと、コーヒー豆と一緒に1杯で10gの計量スプーンも用意しておきましょう。
コーヒー豆 SOTO ウインドマスター
丸山珈琲

 

ドリッパー

ドリッパーにはペーパーフィルター用のユニフレームコーヒーバネット grande(グランデ)を使っています。grandeだと4人用ですが、少し大きいなと思う方は2人用のcute(キュート)もあります。

ドリッパーは他にもいろいろなタイプがあり、布フィルターやフレンチプレス・パーコレーター・マキネッタなどなど…どれも美味しくコーヒーは入れられますが後処理が面倒です。味を求めてこの器具がいい!というのも良いですが、やはり高山テン泊長期縦走など山重視で考えていくと後処理が楽な方が良いと思いますので、1番のオススメはペーパーフィルター。淹れ終わったらそのままジップロックにポイし、食器類を拭いたトイレットペーパーも同じジップロックに捨てていけば紙類が残った水分を吸ってくれて水が漏れる心配はありません。

ペーパーフィルターを使用するドリッパーなら、小さくたためるし3本の足で安定性もあるコーヒーバネットgrandeがオススメです。モンベルO.D.コンパクトドリッパーもペーパーフィルターが使用出来ますが、箸や何か棒を2本用意しなければいけないのと、淹れ終わった後ドリッパー自体がベショベショでちょっとしまい辛いです…。

 コーヒーバネット grandeコーヒーバネット cuteO.D.コンパクトドリッパー4
重量約105g約46g5g
サイズ使用時:約130×90mm
収納時:約130×25mm
収納ケース:約φ165×145mm
使用時:約110×70mm
収納時:約110×20mm
収納ケース:約φ135×120mm
記載なし
材質本体:18-8ステンレス(SUS304 WPB熱処理済)
収納ケース:ナイロン
本体:18-8ステンレス(SUS304 WPB熱処理済)
収納ケース:ナイロン
フィルター:ポリエステル・マイクロ・メッシュ
ワイヤー:超弾性合金

UNIFRAMEユニフレーム バネットgrande ペーパーフィルター スノーピークsnow peak チタンシングルマグ600

ペーパーフィルター

ペーパーフィルター用のドリッパーにしたら必ず必要なのがペーパーフィルター。ユニフレームのコーヒーバネットは専用のコーヒーバネット 専用フィルター4人用があり、これを山行の度に使いそうな枚数+αを持って行ってます。
円すい形であれば市販のものでも大丈夫です。

ミル

ミルとはコーヒー豆を粉にする道具です。コーヒー豆は粉にすると香りが逃げ酸化が急速に進みます。まぁ、簡単にいうとすぐに味が落ちてしまうので、美味しいコーヒーを淹れたいのならその場で挽くのがベストです!なので豆を挽くためのミルも持って行きます。

ミルもいろいろな種類がありますが、軽さや小ささや見た目のバランスの良いジャパンポーレックスポーレックスセラミック コーヒーミル ミニが一番かと。このポーレックスは山用で作られた物ではないのですが、コーヒー関係者も愛用する程性能が良く、かつコンパクトで耐久性も高く山で使うミルはこれ一択。

重量235g
サイズφ5.0×W16.2(最大)×H17.0(最大)cm
材質内刃・外刃:セラミック
フタ・本体・受け容器・シャフト:ステンレス
ハンドル:鉄
内刃ベース:POM
調節ネジ:PP(耐熱温度120℃)
ハンドルホルダー:シリコーン
原産国日本

メジャーカップ

コーヒーを美味しく淹れる為には良いコーヒー豆・良い道具の他に水の量も重要です。その為に目盛りの付いたカップが必要で、僕はSEA TO SUMMITX-マグを使ってます。X-マグは一番上の目盛りは480mlですが、すりきり一杯で約500mlなのでちょうど良いです。Xシリーズは軽いとは言えませんがあのコンパクトさは素晴らしい!スペックは下記を参照して下さい。

 ケトル

ケトル(やかん)はそれ程重要ではありません。無くてもどうにかなりますし、それにあの大きさと重さはちょっと…。でも、やはり注ぎやすいですし、なにより雰囲気が出るw
重さが気にならない方はぜひ使ってみて下さい。使ってるのはユニフレーム山ケトル700。実はEsbit(エスビット)ウォーターケトル0.6Lは136gで山ケトルは約163gともっと軽量でかっこいいケトルもあったのですが、山ケトルは注ぎ口にスリットが入っていて細くお湯を出しやすいので注ぎやすさを重視してこちらにしました。

 山ケトル700ケトル0.6ℓ
重量約163g140g
サイズ約φ147×71mmφ13.5×H7.5cm
材質本体・フタ:アルミニウム・アルマイト加工
ハンドル:ステンレス鋼
ツマミ:フェノール樹脂
アルミ無垢

ユニフレーム uniframe 山ケトル700 667729

マグ

マグやカップ類は無雪期だと2つ、積雪期だと3つ持って行っています。うまくやりくりすればこんなにはいらないと思いますが、とりあえず何を持って行っているか紹介します。

snow peak チタンシングルマグ 600【MG-044R】

定番snow peakチタンシングルマグ600です。たまにはマグとしても使いますが、基本は湯沸かしの為に使っていて何かを飲んだりして汚さないようにしています。沸かすとなると500mlくらいまでですが、調理はせずお湯で作れるものしか食べないのであれば80gと軽量でかつ肉厚で丈夫なこのマグは最高のコッヘルとなります。他にももっと軽いチタンマグは多数ありますが持ち手が無かったり材質が薄かったりで少々使いにくいです。ULハイカーにも愛用者は多く、アルファ米やスープ・カップラーメン等だけであればもう一回り小さいチタンシングルマグ450の方が使いやすいかもしれません。クッカーとして使うのであれば蓋もあった方が良いのでHiker's depotTITANIUM LID for snowpeak Ti Single Mug 600を買いました♪24gなのでマグと合わせて104gです。
ちなみにこのマグは用途が同じなのでケトルを持って行くなら削ってしまって構いません。

重量80
サイズφ96×H103mm
容量600ml
素材チタン

SEA TO SUMMIT X-マグ 【1700114】

メジャーカップで出たX-マグ同じ物です。無雪期ではメジャーカップとして使用した後これをサーバーにしてコーヒーを落としています。蛇腹状で折りたたみ式ですがコーヒーを淹れる重さ程度なら潰れてしまう事はありません。

カラーブラック・オレンジ・ライム・ブルー
サイズ11cm×1.5〜7.5cm
重量約70g
容量約480ml
素材シリコン&ナイロン(飲み口)
耐熱−40〜180℃

SEA TO SUMMIT X-マグ 【1700114】

snow peak チタンダブルマグ 450【MG-053R】

積雪期で気温がマイナスまでいくような時にはチタンダブルマグ450を持って行っています。1度X-マグで厳冬期蓼科山の山頂でコーヒーを淹れたら落とし終わって飲もうとしたらすでにぬるくなっていました…。やはり気温が低い時にはダブルウォールで温度を出来るだけ冷めないようにする必要がありました。容量が450mlとコーヒーを淹れる500mlより少ないですが、水はある程度コーヒーの粉に吸い取られてしまうのでこの容量で問題ありません。
ダブルウォールで多少重くはなりますがチタン製なので気になる程ではありません。このマグの欠点はダブルウォールなので火にかけられない事で、火にかけてしまうと層と層の間の空気が膨張し破裂してしまいます!

重量118g
サイズφ86×H97mm
容量450ml
素材チタン

ストーブ

お湯を沸かす為にストーブも必要ですが、サーモス山専ボトル等高温を長時間保っていられる物があればそれでも構いません。季節によりますがストーブはガスだろうとアルコールだろうと沸かせればなんでも大丈夫。
ちなみに、山専ボトルのスペックは下記の通りで6時間後でも80℃以上とかなりの高温を保つことができ、調理用としてや厳冬期登山に大活躍します。

容量0.9L
重量390g
本体寸法/幅×奥行×高さ8×8×30cm
口径3.6cm
中せんの種類FFX中せん
保温効力6時間:80度以上
24時間:60度以上
保冷効力6時間:9度以下

●保温効力とは、室温20度において、製品に熱湯を中せん下端まで満たし、縦置きにした状態で湯温が95度±1度のときから中せんとコップを付けて24時間及び6時間放置した場合におけるその湯の温度です。
●保冷効力とは、室温20度において、製品に4度以下の水を中せん下端まで満たし、縦置きにした状態で水温が4度のときから中せんとコップを付けて6時間放置した場合におけるその水の温度です。

今回紹介した商品

コーヒーを淹れる編に続く…

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