オススメザック【随時更新】
2018/02/26
タイトルの通りオススメのザック(バックパック)を紹介していきます♪
自分で使って良かった物、友達が使っていて良いと思った物、雑誌に載っていて気になっている物も載せてしまうかもしれません。
日帰り用や小屋泊、ツェルト泊向けとして35L未満と、荷物の多い日帰りや小屋泊、テント泊用として35L以上、無雪期長期縦走や積雪期用として65L以上と分けて紹介します。
※いくつかサイズ展開しているザックは、一番良く使うであろう容量に載せています。
どうぞザック選びの参考にして下さい。
新しいザックを載せる度に新しい投稿として更新していきます。
目次
ザック35L未満
ARC'TERYX ALPHA FL
ALPHA FL 30 | ALPHA FL 45 | |
---|---|---|
容量 | 23-30L | 33-45L |
重量 | 575g | 650g |
耐荷重 | 未掲載 | 未掲載 |
特徴 | 防水・クライミング仕様 | |
カラー | Black (ブラック) Genepi Green (ジェネピーグリーン) Vultee Blue (ヴァルティブルー) | Black Blaze (ブレイズ) |
価格(税込) | ¥37,800 | ¥41,040 |
アークテリクスの商品は用途や機能に応じてネーミングルールが決まっています。このALPHA FL 30のALPHA(アルファ)はクライミング仕様、FLは「ファスト&ライト」の略で、高性能で軽量どんな天候にも対応できるミニマリストのシリーズです。
スペックを見ると分かりますが、30Lで575g・45Lで650gと超軽量!オススメULザック【随時更新】とどちらに載せようか迷いましたが、UL(ウルトラライト)って感じでもないのでこちらに載せました。
最大の特徴は防水になっている事。トップが2重になっており、ロールトップで防水し、ドローストリングで容量の拡張を行う事が出来ます。軽量でクライミング仕様のため、余計なポケットや雨蓋などは取り外されていてとてもシンプルな形をしています。
ザックが防水だとレインカバーかける手間や、中身を防水する必要が無くなるので通常登山でもとても役に立ちますが、シンプルすぎるのでこのような形のザックに慣れていない方だととても使いにくいかもしれません…。しかし、このザックを使いこなせれば、どのような環境下でも軽快で素早く行動できるようになります。
同じアークテリクスでCIERZO(シエルゾ)がありますが、そちらは安価でシンプルなのが売りのザックです。性能を重視するならALPHA FLの方が良いでしょう。
MAMMUT Nirvana Pro
Nirvana Pro 25L | Nirvana Pro 35L | |
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容量 | 25L | 35L |
重量 | 1505g | 1520g |
耐荷重 | 未掲載 | 未掲載 |
特徴 | ・アバランチ安全用品ポケット ・スキー&スノーボード固定アタッチメント ・ヘルメット固定アタッチメント ・トレッキンポール&ピッケルホルダー ・ハイドレーション対応 ・背面にメインルームに直結するファスナー |
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カラー | ブラック バジル ダークスペース | ブラック バジル ダークスペース |
価格(税込) | ¥27,000 | ¥29,160 |
MAMMUTのバックカントリー用ザックのニルヴァーナ プロです。このザックは本来雪山でスキーやスノーボードをする為のザックとして作られましたが、通常の日帰り雪山登山でもとても役に立ちます。
2枚目の画像のように、ザックの機能として「ヘルメット」「スノーシューorわかん」「ピッケル」を外付け出来、ゴーグル用とアバランチギア用のポケットも備えています。簡単な雪山日帰りなら25L、色々と持って行きたい人は35Lが良いですね。僕は35Lに2泊3日小屋泊装備とスノーボード・スノーシューを詰め年末年始の八ヶ岳に行った事もあります。
雪山用にザックを新調するのは…と思われるでしょうが、スノーシューやわかんの取り付けが上手くいかない方はぜひオススメですよ!
マムート(MAMMUT) Nirvana Pro 0001 2510-0228135 35L
ザック35~64L
BlackDiamond SPEED
SPEED22 | SPEED30 | SPEED40 | SPEED50 | |
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容量 | 22L | S/M:28L M/L:30L | S/M:38リットル M/L:40リットル | S/M:48リットル M/L:50リットル |
重量 | 536g | S/M:1140g M/L:1160g | S/M:1190g M/L:1210g | S/M:1240g M/L:1260g |
耐荷重 | 未掲載 | 未掲載 | 未掲載 | 未掲載 |
特徴 | ・トップローディングアクセス ・トップポケット、ウエストベルト、フォームパッドなどを外し、軽量化が可能 ・タックアウェイ・ロープストラップ ・リムーバブルクランポンストラップ ・マイクロアイスツールピックポケット ・ハイドレーションシステム対応 | ・フィット感に優れるサーモフォームバックパネル ・トップローディングアクセス ・トップポケット、ヒップベルト、フレーム、フォームシートなどを外し、軽量化が可能 ・クイックシンチクロージャー ・タックアウェイ・ロープストラップ ・リムーバブル・クランポンストラップ ・マイクロアイスツールピックポケット ・ハイドレーションシステム対応 |
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カラー | グラファイト(GR) サルファー(SU) | グラファイト(GR) サルファー(SU) | グラファイト(GR) サルファー(SU) | グラファイト(GR) サルファー(SU) |
価格(税込) | ¥11,880 | ¥19,440 | ¥20,520 | ¥22,680 |
ブラックダイヤモンドの中型クライミングザックのスピードです。上記のARC'TERYX ALPHA FLと比べると同じ容量でも重量はスピードの方がかさみます。その分生地や構造はこちらの方がしかっりしている為、40Lや50Lで小屋泊やテン泊に使用するならばスピードの方が良いかと思います。価格もお買い得です。
クライミングザックの良い所は「軽量」「シンプル」という点です。たしかに、日帰りでもテン泊でもポケットがたくさんあった方が物を分けて入れられ便利ですが、サイドやボトムに物を外付けしすぎると高山の岩場を歩く際にぶつかったりひっかかったりと危険です。よく登山道に落ちている道具たち、あれは大体はサイドポケットに入っている物やバンジーコードで留めていた物が落ちてしまっているのです。大キレットの鎖場で頭上から水がたっぷり入った水筒が落ちてくるのを想像してみて下さい…。ヘルメットをかぶっていようがかなりの衝撃です。
このような形のザックを使いこなすにはパッキングが上手でなければいけませんが、つかいこなせれば岩場歩きが楽になるでしょう。ぜひ試してみて下さい。
難点は、軽量ザックの為にフレームやベルトが簡易的で重量を背負うにはあまり適していません。重量を背負う場合や歩行のしやすさを選ぶなら、多少重くなりますがミッションというアルパインクライミングやバリエーションルート向けザックを選ぶと良いでしょう。
macpac Torlesse
Torlesse35 | Torlesse50 | Torlesse65 | |
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容量 | S2:35L S3:40L | S2:50L S3:55L W2:50L | S2:65L S3:70L W2:65L |
重量 | S2:1270g S3:1340g | S2:2320g S3:2420g W2:2230g | S2:2410g S3:2520g W2:2350g |
耐荷重 | 15kg | 25kg | 25kg |
特徴 | ・ナイロン製 ・ボトムに630Dナイロンの補強 ・雨ブタに大きなポケットとレインカバー収納ポケット ・フロントに大容量のジッパーポケット ・水抜き付きのサイドポケット ・通気性とフィット感の良さが特長のエアフロー™ハーネス ・2つのアックス、ポールループ ・サイドにレインカバー固定用のループ付き ・バンジーコードが取り付け可能なデイジーチェーン ・ハイドレーションバッグ対応 ・レインカバー付属 | ・ナイロン製 ・ボトムに630Dナイロンの補強 ・雨ブタに大きなポケットとレインカバー収納ポケット ・フロントに大容量のジッパーポケット ・水抜き付きのサイドポケット ・ボトムをセパレートするコンパートメントディバイダー付き ・通気性とフィット感の良さが特長のエアフロー™フレックスフィットハーネス ・2つのアックス、ポールループ ・サイドにレインカバー固定用のループ付き ・バンジーコードが取り付け可能なデイジーチェーン ・ハイドレーションバッグ対応 ・レインカバー付属 |
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カラー | ミッドナイト スカーレットセイジ | ビクトリアブルー スカーレットセイジ | ミッドナイト スカーレットセイジ |
価格(税込) | ¥19,440 | ¥28,080 | ¥31,320 |
マックパックの中型ザックのトーレスです。このザックの良い所は、女性用に「Wサイズ」を展開している点、35Lや50Lといった中型ザックなのにハーネスやベルトが厚手で背負い心地がとても良い点と、フロントに大型のポケットがありテン泊時でもテントのポールなどを外付けする事無く収納できる点です。2枚目の画像は鹿島槍ヶ岳→五竜岳のテン泊時ですが、サイドに三脚があるだけでテン泊装備一式全て収納してあります。
1気室と2気室を自分で切り替えられるので、濡れた物を分けたり、レインウェアを取り出しやすくしたり出来るのも便利な機能です。
難点は、マックパックのザックは全体的に厚手の生地でしっかりとした作りの為なかなかの重さです。50Lで2.3kgあり、これはアークテリクスのアルトラなら65L、グレゴリーのバルトロなら75L相当の重さがあります。
多少重くても堅牢で背負い心地の良いザックをお探しの方にオススメです!
MAMMUT Trion Pro
Trion Pro 35+7L | Nirvana Pro 50+7L | |
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容量 | 35+7L | 50+7L |
重量 | 1620g | 1700g |
耐荷重 | 未掲載 | 未掲載 |
特徴 | ・極めて丈夫な耐水圧5,000 mmのTritanリップストップナイロン ・メインコンパートメントへのアクセスは背面の大きなジッパーから ・アイゼンやシャベル用に補強されたジッパー付きの大きなフロントポケット ・内および外ポケットが付いた高さ調節可能なフラップ ・補強されたサイドのスキーアタッチメント ・ギアループの付いた取り外し可能なヒップベルト ・セカンドヒップベルト ・極めて安定性の高いピッケルキャリング2つ ・ポールキャリア ・フラップの下にロープ固定用ストラップ ・側面のコンプレッション ストラップも、道具を持ち運ぶ際にフロントに張ることが可能です ・デイジーチェーン ギア キャリング ・ハイドレーション システム対応 |
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カラー | POPPY-BLACK SMOKE-SIENNA | POPPY-BLACK SMOKE-SIENNA |
価格(税込) | ¥32,400 | ¥34,560 |
マムートのクライミングザックのトリオン プロです。Guide(ガイド)やLight(ライト)など多数あるトリオンシリーズの中でこのプロを選んだのは、一番多機能で使いやすい事と、このモデルから「背面アクセス」と「サイドコンプレッションでフロントにスノーシューが付けられる」というニルヴァーナのような機能が付いたからです。クライミングやテン泊など無雪期から雪山にバックカントリーまで使えてしまうオールマイティーなザックはそうそうありません。
購入するなら50Lが良いと思います。35Lならば、ニルヴァーナやALPHA FLで使用シーンに特化させた方が良いでしょう。
ザック65L以上
GREGORY BALTORO
バルトロ65 | バルトロ75 | バルトロ85 | |
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容量 | S:61L M:65L L:69L | S:71L M:75L L:79L | S:80L M:85L L:90L |
重量 | S:2200g M:2300g L:2360g | S:2320g M:2420g L:2520g | S:2380g M:2440g L:2600g |
最大積載重量 | 22.7kg | 25.9kg | 27.2kg |
特徴 | ・レスポンスA3(オートマティック・アングル・アジャスト) サスペンション ・カスタムフィット |
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カラー | シャドーブラック ネイビーブルー スパークレッド | シャドーブラック ネイビーブルー スパークレッド | シャドーブラック ネイビーブルー スパークレッド |
価格(税込) | ¥42,120 | ¥44,280 | ¥50,760 |
グレゴリーはフィッティングをとても大事にしており、「背負うのではなく、着る」と表現される程です。バルトロですと、背面長は3サイズ展開(S・M・L)、ショルダーハーネス3サイズとヒップベルト5サイズを変更しサイズ調整可能と、どのような体型の方でもフィットするよう考えられています。
特に2015年度モデルで形がだいぶ変わり、それまでのずんぐりとした形ではなく、スマートで下部がすぼまった背負って重さを感じにくい形になりました。この形になってとても良くなりました!
大型ザックには必須のフロントパネル搭載で、U字型に上から下に開くようになっています。良く見かけるのは下から上に開くタイプですが、バルトロはボトム部に外からもアクセスでき2気室にも出来る「スリーピングバッグ・コンパートメント」というスペースを設けていて、最下部へのアクセスはスリーピングバッグ・コンパートメントで、中部と上部はフロントパネルでのアクセスとなる為に上から下に開くようです。
迷ったときにはこれ!という一品ではないでしょうか。
GREGORY DEVA
ディバ60 | ディバ70 | ディバ80 | |
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容量 | S:56L M:60L L:64L | S:66L M:70L L:74L | S:80L M:85L L:90L |
重量 | S:2120g M:2140g L:2240g | S:2220g M:2320g L:2420g | S:2300g M:2400g L:2460g |
最大積載重量 | 22.7kg | 24.9kg | 27.2kg |
特徴 | ・レスポンスA3(オートマティック・アングル・アジャスト) サスペンション ・カスタムフィット |
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カラー | チャコールグレー エジプシャンブルー ルビーレッド | チャコールグレー エジプシャンブルー ルビーレッド | チャコールグレー |
価格(税込) | ¥42,120 | ¥44,280 | ¥50,760 |
バルトロのWOMENモデルのディバです。女性用に作られていますので、女性はこちらをどうぞ。容量と形以外の基本スペックは同じです。
グレゴリー(GREGORY) ディバ70 DEVA 70 ルビーレッド S 650391761
ARC'TERYX ALTRA
ALTRA 62 ウィメンズ | ALTRA 65 | ALTRA 75 | ALTRA 85 | |
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容量 | Short - Reg:62-69L Reg - Tall:65-72L | Short - Reg:65-73L Reg - Tall:68-75L | Short - Reg:75-82L Reg - Tall:78-84L | Short - Reg:85-94L Reg - Tall:88-97L |
重量 | Short - Reg:2140g Reg - Tall:2170g | Short - Reg:2250g Reg - Tall:2300g | Short - Reg:2400g Reg - Tall:2450g | Short - Reg:2600g Reg - Tall:2680g |
耐荷重 | 未掲載 | 未掲載 | 未掲載 | 未掲載 |
特徴 | ・GridLockTM の無段階調節ショルダーストラップ ・Load Transfer Disc™ |
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カラー | Carbon Copy (カーボンコピー) Tamarillo (タマリロ) | Carbon Copy Diablo Red (ディアブロレッド) | Carbon Copy Diablo Red | Carbon Copy |
価格(税込) | ¥77,760 | ¥79,920 | ¥82,080 | ¥84,240 |
アークテリクスの縦走用大型ザックのアルトラです。アルトラの62L以上のザックには、上の画像の『Gridlock™ ショルダーストラップ』と『Load Transfer Disc™』という物が付いています。Gridlock™ ショルダーストラップは位置を付け替える事でどんな肩の幅や背面長でもフィットさせる事が出来るシステムで、Load Transfer Disc™はヒップベルトが本体と回転式のディスクでつながっていてどんな体勢でもザックがしっかり体についてきます。これらの機能やベルトの厚みで、どんなに重量があっても腰で担げ重さを感じず長距離歩けるようになっています。耐荷重は記載されておりませんでしたが、アルトラ75で30kg以上の歩荷トレーニングをしましたがまったく問題ありませんでした。
フロントパネルはU字型に下から上へ開くようになっており、下部の荷物が簡単に出し入れできるようになってます。フロントの縦にジッパーの付いているポケットがとても使いやすいんです。僕は基本ここにテントのポールやペグ・グランドシートなどテント用品を入れていて、濡れたり汚れたりする物を入れるのに最適です。大型ザックは出来るだけ外付けしない方が良いので、フロントに縦長の大きいポケットが有るかどうかが重要なポイントだと思ってます。
少々値が張りますがアルトラシリーズは最高の一点だと思います!僕は75を買いましたが、積雪期は荷物が増えるし、どんなに重くても楽に背負えるので、今となっては85を買っておけば良かったと後悔しています…